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研究発表の場でチーム感を作ることの重要性

2012年は、教育工学系の学会、社会科教育系の学会、教育メディア系の国際会議、大学教育系の学会、歴史学者が集まる研究会、高校の副校長が集まる研究会、社会人が集まる研究会など、とても多様な立場の人に向けて「歴史を現代に転移させる方法や教材」について研究発表をする機会がありました。

今回はこのような経験を振り返り、自分の研究を多様な人に伝えることに重点を置いた研究発表のこだわりを書き留めておきたいと思います。テーマはずばり「研究発表の場でチーム感を作ることの重要性」です。

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歴史と現在を融合させるフォトアートとその教育利用の可能性

最近Webを見ていて “The Ghosts of World War Ⅱ” という面白いアート作品を見つけました。これは、現在の写真上に第二次世界大戦時の写真を融合させる手法を取ったロシアの写真家 Sergey Larenkov 氏の作品で、非常に印象的なものになっています。 続きを読む “歴史と現在を融合させるフォトアートとその教育利用の可能性”

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Facebookを使った歴史授業の可能性

アムステルダムの4e Gymnasiumが、Facebookのタイムラインを利用した世界史の授業を始めたのですが、実際に見てみてとてもクオリティが高いことに驚きました。あまりに感動したので自分のブログでも情報を集約しておきました。

まずは以下の動画で簡単に紹介しているのでご覧下さい。

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Social Education Lab 第2回(地理ver)開催報告

Social Education Lab 第2回(地理ver)開催報告

地理、歴史、公民など社会科に興味のある人達が集まり、お互いの知識をシェアする研究会、Social Education labの第2回は「地理」をテーマに実施しました!今回は地理の教師である上野貴子先生をゲストにお招きし、地理教育の知識を(1)地理科目における電子黒板の利用と問題解決型授業を行うための取り組み、(2)日本の地理教育の動向、(3)海外の地理教育の動向の順番でシェアしていきました。

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「良い疑問が生まれたか」という評価軸

最近の教育界では学習目標が高度になっている関係で、学習内容を評価するのが難しくなっています。ゲームを使った学習、ワークショップ、アクティブ・ラーニング、カフェ的なイベントなどをやられている方や、「創造性」や「生きる力」を評価しようとしている人にとっては、身に覚えのある悩みじゃないでしょうか。

この原因はシンプルで、
・学習効果がテストで測定できない
・将来に学習効果が発揮されるので活動直後だと測定できない
の2つが主な原因だと僕は分析しています。

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